@article{oai:kyoritsu.repo.nii.ac.jp:00003275, author = {上出, 香波 and Kamide, Kanami}, journal = {共立女子大学家政学部紀要, Bulletin of the faculty of home economics Kyoritsu Women's University}, month = {Jan}, note = {子どもの生活の質(QOL)は、子どもの年齢や性別、心身の状態が影響を与えることが報告されている。さらに、親の人間関係(ソーシャル・ネットワーク)や経済的余裕も子どものQOLに影響を与えうることが明らかにされている。しかし、子どもの将来の夢の有無とQOLとの関連については調査がない。本研究の目的は、子どもの生活の質(QOL)と将来の夢の有無との関連を明らかにすることである。小学生の児童およびその親を対象に、留め置き法によるアンケート調査を実施した。児童に対する調査内容は、将来の夢の有無とその内容および小学生版QOL尺度にてQOLを調査した。親に対しては、近所付き合いや経済的余裕に関するアンケート調査を実施した。132名の子どもと99名の親からの回答を統計学的に分析した結果、27名(20.5%)の子どもが将来の夢がないと回答した。夢がない子どもは夢のある子どもと比較して、有意にQOL総得点が低かった(p<0.05)。さらに、QOLの下位項目においても、夢がない子どもは夢のある子どもと比較して、精神的健康、自尊感情、学校生活の領域の得点が有意に低かった(p<0.05)。さらに、子どもの年齢、性別、病気の有無、親の近所づきあいや経済的余裕といった交絡要因を統計学的に調整した結果、将来の夢のない子どもはQOL総得点および精神的健康、自尊感情の領域得点が有意に低かった(p<0.05)。子どものQOLの向上には、子どもが将来の夢を抱けるように支援していくことが重要であると考えられた。}, pages = {157--164}, title = {子どもの生活の質 (QOL)における内的要因と家庭環境との関連 : 将来の夢の有無に着目して}, volume = {64}, year = {2018}, yomi = {カミデ, カナミ} }